« 文公 (晋) | メイン | 国府は、和名抄では平鹿郡 »

オスは腹部の前部に交尾器

ほとんどの種類のオスは縄張りをもち、生息に良い場所を独占する。他のオスが縄張りに侵入すると、激しく攻撃する。ヤンマ類では、より広い行動圏を巡回するように飛び回る行動が知られる。

オスは腹部の前部に交尾器、先端に尾部付属器をもち、メスを見つけると首を確保して固定する。メスは腹部をオスの交尾器まで伸ばし、交尾をおこなう。

トンボの交尾はクモと並んで特殊なものである。生殖孔は雌雄ともに腹部後端にあるが、オスの腹部後端はメスを確保するのに用いられ、交尾時にはふさがっている。そこで、オスの腹部前端近くに貯精のうがあり、オスはあらかじめ自分の腹部後端をここに接して精子を蓄える。首をオスの腹部後端に固定されたメスは、自分の腹部後端をオスの腹部前端に接して精子を受け取るのである。このとき、全体として一つの輪を作る。

交尾が終わったメスは産卵を行うが、産卵の形態は種類によってさまざまである。

ギンヤンマなど - 雌雄が数匹連結したまま、水草などに産卵。イトトンボの中には潜水して産卵するものもいる。
アキアカネなど - 雌雄が連結したまま、水面を腹部で何度も叩くように産卵。
オオシオカラトンボなど - メスが水草などに産卵するのを、オスがホバリングしながら上空で見守る。
ルリボシヤンマなど - メスが単独で水草の組織内に産卵。ミヤマカワトンボなどは潜水して産卵する。
ナツアカネ - 雌雄が連結したまま、水辺の低空から卵をばらまく。
オニヤンマ - メスが単独で、飛びながら水底の泥に産卵。
孵化した幼虫は翅がなくて脚が長く、腹部の太くて短いものもあればイトトンボのように細長いものもある。腹の内部に鰓(気管鰓)をもち、腹部の先端から水を吸って呼吸を行う。素早く移動するときは腹部の先端から水を噴出し、ジェット噴射の要領で移動することもできる。なおイトトンボの仲間の幼虫には、腹部の先端に3枚の外鰓がある。

探偵・求人募集関連経済検索エンジン
占い・離婚相談所関連ライフスタイルポータル情報
多汗症・健康関連医学プラザ検索エンジン
ファッション・自動車関連買い物生活ガイド
学校・予備校・塾関連まなび教育COM
交通・動物園関連旅行・地域情報紹介
エステ・しみ取り関連コスメチック倶楽部ネット
分譲・賃貸マンション関連マネービジネス検索エンジン
暮らし・キャッシング関連ライフスタイルストア-情報
育毛養毛・メンタルヘルス関連健康プラザサーチ

幼虫はヤゴと呼ばれ、水中で生物を捕食して成長する。幼虫の下顎はヒトの腕のように変形しており、曲げ伸ばしができる。先端がかぎ状で左右に開き、獲物を捕える時は下顎へ瞬間的に体液を送り込むことによってこれを伸ばしてはさみ取る。小さい頃の獲物はミジンコやボウフラだが、大きくなると小魚やオタマジャクシなどになり、えさが少ないと共食いもして、強いものが生き残る。幼虫の期間は、ウスバキトンボのように1か月足らずのものもいれば、オニヤンマなど数年に及ぶものもいる。

終齢幼虫は水辺の植物などに登って羽化し、翅と長い腹部を持った成虫になる。羽化はセミと同じようにたいてい夜間におこなわれる。羽化の様子もセミのそれと似ている。ただし、トンボの成虫は寿命が数か月ほどと長く、成熟に時間がかかるものが多い。羽化後、かなりの距離を移動するものも知られている。アキアカネなどのアカトンボ類は、夏に山地に移動し、秋に低地に戻ってくるものがある。その後、交尾・産卵を行って死ぬ。ふつう幼虫で越冬するが、オツネントンボの仲間は成虫で越冬する。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bisubh.com/blog/mt-tb.cgi/594

About

2009年05月02日 07:15に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「文公 (晋)」です。

次の投稿は「国府は、和名抄では平鹿郡」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35